投稿

ラベル(X投稿)が付いた投稿を表示しています

投資初心者が知っておくべき「銘柄調査」の本質

イメージ
🔰 投資初心者が知っておくべき「銘柄調査」の本質 株式投資を始めたばかりの人にとって、「どの銘柄を買えばいいのか?」というのは永遠のテーマです。今回は、3人の現役ファンドマネージャーが登場する座談会形式の動画を元に、「リアルなプロの視点から見た銘柄選定の極意」をご紹介します。 今回の記事はこちらの動画の要約記事です。 📚 木村さんの視点:「四季報は小説だ」 四季報は3冊常備(会社・自宅・トイレ風呂)して最初から最後まで読む 特に「コメント欄」が重要。短文の中に企業の姿勢や未来が詰まっている 小型株にも等しく光が当たる点が魅力 四季報とニュースの情報が一致すると「投資家冥利に尽きる」瞬間 スクリーニングよりも“読み込む楽しさ”を重視し、何周も読む 🧠 所さんの視点:「価格を見る目を持て」 資本主義で一番大事なのは「価格」 買う=誰かが売っている。その理由を考えるのが本質的な分析 ROEが高くても割安な理由には常に理由がある マクロ視点(トップダウン)での経済変化の読み解きも重要 「経済は難しそうで実はシンプル」価格の背景を読むことが鍵 🍗 皆川さんの視点:「企業の変化は商品に現れる」 日冷の「むねから」開発背景から、供給全体の効率化ニーズが見える 冷やし中華という「冷たい商品」から、チルド分野参入の兆しを察知 商品開発の方向性は、企業の戦略変化のサイン “勝手にストーリーを描く”姿勢が未来を読み解く鍵 他者が期待していない企業に注目することで、リスクを抑えた投資が可能 💡 投資初心者が気をつけたいポイント 株価の短期的な上げ下げに一喜一憂しない 「なぜその銘柄を買ったのか」常に明確な理由を持つ 企業の本質(経営方針や事業内容)が変わったと感じたら売却を検討 長期的な視野で、継続的に取り組む姿勢が結果を生む 分散投資は必須。特に初心者は1銘柄集中を避けるべき 📈 関連銘柄の値動きと今後の予測 今回の座談会では、具体的な企業名として「日冷(日本水産)」が登場しました。2025年4月現在、 日冷の株価は1,000円台を維持 しており、ここ数ヶ月で徐々に上昇トレンドが確認されています。 胸肉唐揚げ...

【2025年版】レイ・ダリオの『世界秩序の変化』から学ぶ、投資家が今注目すべき資産戦略とは?

イメージ
こんにちは、Lifehack Takaです。 今回は、世界的投資家レイ・ダリオの名著『世界秩序の変化に対処するための原則(The Changing World Order)』を題材に、現在の世界経済の動きと私たちが取るべき資産戦略について掘り下げてみたいと思います。 レイ・ダリオは500年にわたる覇権国の交代を研究し、覇権国は約250年周期で盛衰を繰り返すと述べています。今のアメリカはまさにその終盤にあり、台頭する中国が次なるリーダーとなる可能性があると指摘。 アメリカは世界の準備通貨である米ドルを発行できますが、その価値はインフレによって損なわれつつあります。国債を大量に保有する国々は、インフレで損をする=国債を売却 → 米国債の信頼低下へとつながります。 さらに、過去には50~75年周期で「債務長消し」や通貨切り下げが繰り返されてきました。1971年のニクソンショックもその一例。 ダリオが提唱する"6ステージ理論"によれば、 アメリカ:ステージ5(財政赤字+激しい国内対立) 中国:ステージ3(平和と繁栄の中期段階) ステージ5のサイン: 貧富の格差拡大 政治的分断 ポピュリズムの台頭 ここからステージ6(内戦や革命)に進む兆しとして、"債務国の国債を買うプレイヤーがいない"状態が重要なトリガーとなります。 ダリオは、世界的な通貨の価値低下に備えて以下の資産を提案しています。 1. ゴールド 通貨が下がるとき、価値を保ちやすいハードマネー。 現在は高値圏だが、長期的にはポートフォリオの一部として重要。 2. ビットコイン 筆者は一部保有中。過度な比重は避けるが、分散投資の一環として有効。 3. Jリート(日本の不動産投資信託) 不動産も実物資産の一つとして再評価。 4. 米国債 一部生債券は為替差益込みでプラス圏だが、ETFの一部は含み損。 利回り4%以上の銘柄は引き続き検討対象。 今後数年は世界経済が不安定な局面に入る可能性あり 短期トレードではなく、中長期的な視点での分散投資が鍵 実物資産(ゴールド、不動産など)と通貨分散(円・ドル・ユーロなど)を意識 トレンドに流されず、冷静な資産配分が重要 🐶 編集後記 最近、るっちゃん(我が家のフレブル)は季節の変わり目に体調を崩しやすく、毎朝の散歩も時間短め。そんな時、ゴールド...