【2025年版】レイ・ダリオの『世界秩序の変化』から学ぶ、投資家が今注目すべき資産戦略とは?


こんにちは、Lifehack Takaです。

今回は、世界的投資家レイ・ダリオの名著『世界秩序の変化に対処するための原則(The Changing World Order)』を題材に、現在の世界経済の動きと私たちが取るべき資産戦略について掘り下げてみたいと思います。


レイ・ダリオは500年にわたる覇権国の交代を研究し、覇権国は約250年周期で盛衰を繰り返すと述べています。今のアメリカはまさにその終盤にあり、台頭する中国が次なるリーダーとなる可能性があると指摘。


アメリカは世界の準備通貨である米ドルを発行できますが、その価値はインフレによって損なわれつつあります。国債を大量に保有する国々は、インフレで損をする=国債を売却 → 米国債の信頼低下へとつながります。

さらに、過去には50~75年周期で「債務長消し」や通貨切り下げが繰り返されてきました。1971年のニクソンショックもその一例。


ダリオが提唱する"6ステージ理論"によれば、

  • アメリカ:ステージ5(財政赤字+激しい国内対立)

  • 中国:ステージ3(平和と繁栄の中期段階)

ステージ5のサイン:

  • 貧富の格差拡大

  • 政治的分断

  • ポピュリズムの台頭

ここからステージ6(内戦や革命)に進む兆しとして、"債務国の国債を買うプレイヤーがいない"状態が重要なトリガーとなります。


ダリオは、世界的な通貨の価値低下に備えて以下の資産を提案しています。

1. ゴールド

  • 通貨が下がるとき、価値を保ちやすいハードマネー。

  • 現在は高値圏だが、長期的にはポートフォリオの一部として重要。

2. ビットコイン

  • 筆者は一部保有中。過度な比重は避けるが、分散投資の一環として有効。

3. Jリート(日本の不動産投資信託)

  • 不動産も実物資産の一つとして再評価。

4. 米国債

  • 一部生債券は為替差益込みでプラス圏だが、ETFの一部は含み損。

  • 利回り4%以上の銘柄は引き続き検討対象。




  • 今後数年は世界経済が不安定な局面に入る可能性あり

  • 短期トレードではなく、中長期的な視点での分散投資が鍵

  • 実物資産(ゴールド、不動産など)と通貨分散(円・ドル・ユーロなど)を意識

  • トレンドに流されず、冷静な資産配分が重要


🐶 編集後記

最近、るっちゃん(我が家のフレブル)は季節の変わり目に体調を崩しやすく、毎朝の散歩も時間短め。そんな時、ゴールドや国債のチャートを眺めながら、「資産も健康も分散とケアが大事だなぁ」とつくづく思います。

これからもるっちゃんとの生活を守るために、少しずつでも安定した投資を続けていきたいと思います。

それではまた!



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