日経平均7万円時代が来た!四季報夏号「出遅れ株」で勝つ個人投資家の戦略とは?

日経平均7万円目前なのに、あなたの株は上がっていますか?

「日経平均が7万円に迫っているのに、なぜか自分のポートフォリオは全然増えていない…」そんな悩みを持つ個人投資家の方、実は多いのではないでしょうか。

2026年、日経平均株価はついに7万円台目前まで上昇しました。バブル崩壊後の最高値を更新し続ける日本株市場は、かつてない活況を呈しています。しかし、市場全体が上がっているからといって、すべての銘柄が同じように上昇しているわけではありません。

実は約2100社の上場銘柄の中には、業績は堅調なのにまだ株価が動いていない「出遅れ銘柄」が数多く存在します。そして毎年この時期に発行される「四季報夏号」こそが、そうした隠れた優良株を発掘する最強のツールなのです。

なぜ今「四季報夏号」が個人投資家にとって最重要なのか

東洋経済新報社が発行する「会社四季報」は、日本のすべての上場企業の業績・財務データを網羅した投資家必携の情報誌です。年4回発行されますが、中でも6月発売の「夏号」は特別な意味を持ちます。

なぜなら夏号は、3月期決算企業(東証上場企業の約7割を占める)の本決算データを初めて反映した号だからです。つまり「今期の業績が本当に良いかどうか」を最も正確に判断できるタイミングが、まさに今なのです。

私が10年以上の投資経験の中で学んだのは、「情報が出た直後ではなく、情報を先読みして動く人が利益を出せる」という鉄則です。四季報の先取り情報を活用することで、機関投資家より一歩早く動ける可能性があります。

また、利上げ局面での株式投資を考えている方には、【市況】利上げで住宅ローン返済が上がる? ep69も参考にしてください。金利環境が株式市場に与える影響についても詳しく解説しています。

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【初心者向けQ&A】「出遅れ株」って何?どうやって探すの?

Q1. 「出遅れ株」とはどういう意味ですか?

出遅れ株とは、業績や財務状況は良好なのに、株価がまだ十分に上昇していない銘柄のことです。市場全体が上昇トレンドにある時、注目度の高い大型株や人気テーマ株は先に買われます。一方で、知名度が低い中小型株や地味なセクターの銘柄は後回しにされることが多く、割安なまま放置されることがあります。

Q2. PERやPBRで割安を判断する方法は?

代表的な指標としては、PER(株価収益率(株価÷1株あたり利益。数値が低いほど割安とされる))とPBR(株価純資産倍率(株価÷1株あたり純資産。1倍割れは解散価値以下))があります。業種平均と比べてこれらが低い銘柄が「出遅れ候補」になります。

ただし、低PERや低PBRだからといって必ずしも良い投資先とは限りません。業績が悪化しているために安いケース(「バリュートラップ」と呼ばれます)もあるため、必ず業績の成長性もあわせて確認することが重要です。

Q3. 四季報はどこで見られますか?

書店で書籍版を購入するほか、「四季報オンライン」でWeb版を利用できます。証券会社のツール(SBI証券・楽天証券など)でも四季報データを閲覧できるサービスを提供しているところが多く、口座を持っていれば無料で活用できます。

LifehackTakaの独自分析:7万円時代に「出遅れ株」で狙うべき3つの視点

① 「日本株全体の底上げ」という大きな潮流に乗る

私が今回の7万円相場で特に注目しているのは、東証のPBR改善要請の効果が中小型株にまで波及し始めている点です。2023年に東証がPBR1倍割れ企業に改善を求めて以降、大手企業は自社株買いや増配で株主還元を強化しました。しかし、中小型株ではまだこの流れが十分に反映されていない銘柄が多く存在します。

コロナショック(2020年3月)やウクライナショック(2022年)の局面でも、下落後に最も大きくリバウンドしたのは「業績は良いのに売られすぎた銘柄」でした。7万円時代の今こそ、同じ法則が働く出遅れ株を仕込む絶好機だと考えています。

② 配当利回りと出遅れ感の「二重取り」を狙う

私が実際に決算書を確認する際に必ず見るのが、配当性向(純利益のうち配当に回す割合)の推移です。配当性向が30〜50%程度で安定しており、かつ自己資本比率が50%を超えている企業は、「増配余力がある優良企業」として出遅れ株候補に入れています。

配当利回り(年間配当金÷株価×100で計算。数値が高いほど配当が多い)が3%を超えながらPBRが1倍以下という銘柄は、株価上昇と配当収入の両方が期待できる「二重取り」の好機です。

③ 初心者が見落としがちな「季節性」という視点

よく聞かれるのが「いつ買えばいいのか?」という質問です。ここで多くの初心者が見落とすのが「四季報発売前後の株価アノマリー(規則性)」です。四季報が発売される前後1〜2週間は、好業績銘柄が注目を集めて株価が動きやすい傾向があります。

つまり、四季報が書店に並んでからでは「乗り遅れ」になる可能性があるのです。今のうちから独自にスクリーニング(条件を絞って銘柄を検索すること)を行い、候補銘柄をリストアップしておくことが、プロに近い動き方と言えます。

具体的な金額シミュレーション:出遅れ株の配当投資でいくら増える?

ここでは、配当利回り3%の出遅れ株に投資した場合の試算をしてみましょう。銀行預金(利息0.001%)と比較すると、その差は歴然です。

  • 銀行預金100万円を1年預けた場合:利息 10円(税引前。0.001%)
  • 配当利回り3%の株に100万円投資した場合:年間配当 約22,800円(税引後20.315%控除)
  • 配当利回り3%の株に50万円投資した場合:年間配当 約11,400円
  • 配当利回り3%の株に10万円投資した場合:年間配当 約2,280円

さらに、株価が出遅れから本来の水準まで20%上昇した場合(キャピタルゲイン)を加算すると、100万円投資なら配当+値上がり益で約22万8千円のリターンが期待できます(あくまでシミュレーションであり、保証ではありません)。

📊 NISA活用のポイント
NISA(少額投資非課税制度。年間一定額まで投資の利益が非課税になる制度)を使えば、配当金や値上がり益にかかる約20%の税金がゼロになります。同じ配当利回り3%でも、NISAなら税引き前の3万円がそのまま手元に残ります(100万円投資の場合)。

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リスク・こんな人には向かない投資法

  • 短期で確実に増やしたい人:出遅れ株は「いつ上がるか」のタイミングが読めません。半年〜1年以上の保有を覚悟できない方には不向きです。
  • 株価の乱高下に精神的に耐えられない人:出遅れ株は流動性(売買のしやすさ)が低い中小型株も多く、売りたい時に売れないリスクがあります。
  • 銘柄分析の時間が取れない人:四季報を活用した出遅れ株発掘には、ある程度の調査時間が必要です。時間がない方はインデックスファンドからスタートする方が現実的かもしれません。
  • 「バリュートラップ」への注意:安いことには理由がある場合も。業績悪化・後継者問題・業界縮小など、株価が上がらない「本当の理由」がないか必ず確認してください。

まとめ:7万円時代の「出遅れ株」投資で押さえるべき3つのポイント

  • 四季報夏号(6月5日スタート)は、3月期本決算データを初反映した最重要号。発売前後に株価が動きやすい「アノマリー」を活用しよう。
  • 配当利回り3%超×PBR1倍以下の「二重取り銘柄」を狙うことで、株価上昇と配当収入の両方を期待できる。100万円投資で年間約2.28万円(税引後)が目安。
  • バリュートラップ(安い理由がある株)を避けるため、PER・PBRだけでなく業績成長性・配当性向・自己資本比率を必ずセットで確認すること。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は必ず自己責任で行ってください。

編集後記:るっちゃんとLifehackTakaの会話

るっちゃん🐶:「Takaさん、日経平均が7万円目前って聞いたんですけど、これってもう買い遅れじゃないんですか?なんか怖くて買えなくて…」

LifehackTaka:「それ、すごくよくある悩みだよ!でも実は逆の発想が大事なんだ。日経平均が7万円でも、そこに含まれる全銘柄が7万円分の価値を織り込んでいるわけじゃない。まだ出遅れている銘柄がたくさんあるんだよ。」

るっちゃん🐶:「え、そうなんですか!じゃあどうやって見つけるんですか?」

LifehackTaka:「それが今回の四季報夏号の出番!私が特に注目するのはPBR1倍割れで配当利回り3%超の銘柄。銀行に預けてもたった10円の利息しかつかない時代に、同じ100万円で年間2万円以上の配当が入ってくる可能性があるんだよ。」

るっちゃん🐶:「2万円!それ確かに銀行と比べると全然違いますね!でも怖くないんですか?」

LifehackTaka:「もちろんリスクはある。だからこそ分散投資とNISAの組み合わせが大切なんだ。一気に100万円突っ込まなくていい。まずは10万円から始めてみて、四季報の見方に慣れることの方が長い目で見ると大きな財産になるよ!」

るっちゃん🐶:「わかりました!四季報夏号、早速チェックしてみます!わんわん!🐾」

✍️ この記事を書いた人

LifehackTaka|日本株投資歴10年以上の個人投資家。 配当株・株主優待・スイングトレードを中心に、投資初心者でも再現できる手法を発信中。 愛犬のフレンチブルドッグ「るっちゃん」と一緒に、毎日マーケットを研究しています。

参考元: https://toyokeizai.net/articles/-/946884?utm_source=rss&utm_medium=http&utm_campaign=link_back